2025年10月4日。久留米女性週間記念事業「くるめフォーラム2025」市民企画の一部として「いま、トランスジェンダーの人権を考える」と題する講演を行いました。久留米は女性運動がとても盛んな街で、そのなかには、この「フォーラム」で毎年かならずLGBTQに関する内容の講演・勉強会を企画して下さっている方たちがいます。わたしの登壇した企画もその1つであり、今年の主催は「あいたた倶楽部/NO!SHくるめ/NPO法人 Proud Futures」の3団体でした。(No!SHさんは、日本初のセクハラ裁判を闘う原告さんを支援してきたグループ「NO!SH」(ぐるうぷ:NO!セクシュアル・ハラスメント)さんです)
当日は壮絶な雷雨で、飛行機の着陸も危ぶまれるほどでしたが、無事に開催できました。ただ、交通網が寸断されてしまい、お会いできるはずだった方とお会いできないなど、悔やまれることもありました。
それでも、会場にはたくさんの参加者があり、主催者の方も驚くくらいに皆さんの反応も良く、活発な質疑の時間も共にすることができました。また、若いトランス男子とその親御さんも会場に駆けつけてくれました。彼によりよい未来を残せるよう、私も頑張らないとと、気を引き締めなおす機会になりました。久留米のみなさん、本当にありがとうございました。

