(学会報告)第14回 日本「性とこころ」関連問題学会

 2025年6月7日。日本「性とこころ」関連問題学会の第14回大会のメインシンポジウム「科学的データとジェンダー」に登壇しました。当初はトランスジェンダーに関する健康データの不足について発表する予定でしたが、トランプ政権による科学弾圧が激しさを増しており、そこに「反ジェンダー」が深く関わっているため、そちらの内容に重きを置いた報告を行いました。
 学会当日は別パネルの枠でトランスジェンダーについての誤解や、ヘイト的な枠組みに基づいた発言が発せられるなどしており、会場できちんとトランスの話をする必要を感じたので、わりとがりがり話すようにしはしました。また、せっかくジェンダーを主題に据えているにも関わらず、フェミニズム的に問題のある学会空間になっていると感じざるを得ないタイミングも多く、黙って流すこともできないので、ふだんはあまり行わないタイプの介入もしました。終了後に話しかけてくださった方々、ありがとうございました。