【登壇】大丸有SDGs映画祭(2025.10.6)

 2025年10月6日。大丸有SDGs映画祭の一貫として、映画「最も危険な年」上映後のトークイベントに登壇しました。現在までつづくトランスジェンダーへの政治的攻撃がアメリカで顕在化した、その「出発点」にあたるようなノースカロライナ州の「トイレ法」をめぐるトランスの親子のドキュメンタリー映画です。いま振り返るなら、その「最も危険な年」は、その後毎年更新されていくこととなりますが、当時の状況を知るにも、また反トランス的な政治主張をする人たちのロジック(レトリック)を理解するにも、有益な映画ではあります。
 トークの時間では、奏太さん(映像クリエイター、Youtuber)と堀川歩さん(株式会社アカルク 代表取締役)の3人で、映画の感想も交えつつ、トランスの人たちを取り巻く社会について話し合いました。3人とも生年がほとんど同じであるうえ、ふだんトランスジェンダーの当事者といっしょに登壇する機会はないので、新鮮な時間でした。
 この映画祭とトークイベントとが、ふだん考えることのない世界について考えるきっかけになったことを願っています。